皆さんこんにちは。ワンドロップのともです。
前回第1回として、ビーコンの話をしました。今回はその続きです。
第1回を忘れた。読んでないから読んでみたいという方は、下記をクリックして読み返して下さい。
それでは、第2回「トモ」スタートです。
第1回でも書きましたが、説明書に書いてあることやメーカーの売り文句を伝えるわけではなく、自分たちが何で良いと思ったのかを率直に書いていきます。
レクリエーショナルユーザーが分かりやすい言葉と内容で書いていきます。
③とにかく現場で使いやすい。
お店で買う時に現場を意識してますか?現場とは雪崩の起こりうる雪山です。
グローブは装着しているでしょう。寒い環境では厚みのあるグローブでしょう。
そう、ボタンやスイッチの切り替えはグローブをした状態でいかに素早く扱えるかが重要です。
BARRYVOX S のボタンとスイッチは大きく色も見やすい。そして、その位置も操作しやすい場所に設置されています。厚みのあるグローブでも扱いやすいと言えます。
雪山では、ゴーグルやサングラスをしているでしょう。BARRYVOX S のディスプレイは偏光レンズ対応ですから滑走、ハイク時のレンズでも見やすいんです。
④複数捜索機能が秀逸。
BARRYVOX S の複数捜索(マーキング機能)は、まずレスポンスが早い。
各種ビーコンテストでも次のターゲットへの移行が圧倒的に速かったです。
埋没者が複数人、そして捜索側が複数人いる場合には状況にもよりますが、ビーコンサーチャーは1人目を発見して速やかに2人目の捜索に入ります。
1人目のビーコン最小値まで特定し、マーキングボタンを押して受信範囲内に次のターゲットがいる場合は、数回のテストで最速時約2.5秒でロックオンしました。驚異的なスピードです。
命を救う行動の中でスピードはとても重要です。そのスピードは恐らく世界最速、さらに精度も最高のビーコンだと思います。
⑤余計な機能がない。
現在のビーコンには様々な機能が付いていますね。しかし、本当にビーコンに必要か?という機能がありませんか?
機能だけでなく、形や起動の形態まで様々です。
私は、あってもよい、あったらいいかもくらいの機能はビーコンには必要ないと思います。
スイッチはOFF・送信・受信を確実に手で行う。そして誤作動の起こらない形状。特に触れてないはずなのにモードが変わってしまう形状(自動復帰は別)は避けるべき。
整理すると、精度の高い捜索性能、行動に即座に反応するレスポンスの速さ、シンプルな構造、おさまりの良い大きさ・形、防水性能も高いタフな機体。
現在のビーコンの中で全てにおいて圧倒的に秀でたビーコンです。
ビーコンで悩んでいる方には自信をもってお薦めします。
最後に、どんなに素晴らしいビーコンでも練習は必要です。たくさん練習してそのビーコンを使いこなすようにしましょう。
私のお薦めは上記のような理由と実際にたくさん使っているからBARRYVOX S ですが、自分が自信を持って使えるビーコンが自分にとって最高のビーコンだと言えるでしょう。
以上、第2回「トモ」のビーコンの話でした。
ありがとうございました。