企業研修×アウトドア
大自然の中で行うアウトドアアクティビティ、アウトドアプログラムを通じて組織力向上に大きく貢献します。
登山ガイドから川下りまで四季折々のアウトドアガイドとして20年の経験を持つプロガイドと同時に、チームビルディング ファシリテーター10年以上の経験を持つワンドロップだからこそ実現できる企業研修プログラムをご提案いたします。
チームビルディング
「チームビルディング」 いまや日本の企業でも定着してきた感がありますが、日本で行われている多くの研修では対話や会話を中心に進めることがほとんどです。
果たして「会話」や「対話」をするだけの研修で十分な効果を得られますか?「本音」を語っていますか?
研修のために大自然の地まで行ったけど、実は「面倒くさいなー」とか、「どうせ何も変わらないし―」などと思ったり思われたりしてませんか?
「チームビルディング」とは、チームメンバーみんなが自分の能力や個性を最大限に発揮し、チームの目標達成やパフォーマンスを向上していくための活動や環境など主体性を持って作っていくことを指します。
アウトドアの中で出会う「困難」にチーム一丸となって立ち向かう。そんな経験をすることで自分の能力や他人の能力に気付いたり、個性を発揮することができたりするんです。
そして、それらが解放され1人ひとりが主体性を持った行動をすることでチームパフォーマンスは飛躍的に向上します。
アウトドアアクティビティはチームビルディングに最高のコンテンツだと言えます!
チームビルディングの目的
チームビルディングの目的には、チームとして目標を達成することが挙げられます。
では、目標を達成するためにどんなチーム作りをしていけばよいのでしょうか。
●チームメンバー同士の良好な関係を築く
価値観の違う、考えの違うメンバーが積極的にコミュニケーションをとることで、さまざまなアイデアが生まれ、チームや会社全体のイノベーションに繋がる。
そして何よりもメンバー同士の相互理解が深まりチームの士気が高まります。
●チームメンバー個々のパフォーマンス向上
チームメンバー同士が良好な関係だと相談もしやすくなったり、情報共有もしやすくなります。
それらにより信頼関係が深まります。そうなってくるとメンバー間に協力関係が生まれ、お互いに高め合いながら目標の達成へと向かえます。
そうなると仕事が楽しくなり意欲的に取り組むようになり、より効率的な行動をしようとする意識が高まりパフォーマンス向上に期待できることでしょう。
●チームの一体感を醸成させる
考え方の違う多様なメンバーで構成させれる組織でもメンバー間で活発な意見交換や情報共有ができるチームはメンバーの意識を揃えられます。
チームビルディングを経ることによりよりメンバー間のコミュニケーションが活性化され、個々の知識や技術が共有され、課題をスムーズに解決できる一体感を醸成させることが期待できます。
チームビルディングの進め方 段階的なプロセス
チームの段階を客観的に捉えるために活用しやすいモデルに「タックマンモデル」があります。
心理学者のブルース・W・タックマンによって1960年代に機能期までの4段階のプロセスが発表され、後に散会期を加えた5段階で整理されている。
チームの現状が今どこにあるのか把握するためにタックマンモデルに当てはめて考えることで「見える化」することができます。
今のチームに何が必要か、どんなことをすればよいかを明確にするために活用しやすいモデルと言えます。
では、今のチームがどの段階なのか、その段階でどのようなチームビルディングをしていけばよいのか、こんなアクティビティはいかが?も含めて提案していきます。
形成期
チームはできたばかり、つまりスタートした段階が「形成期」です。
メンバーそれぞれのことをあまり理解できておらず、チームの目標や個々の役割、責任なども曖昧です。
リーダーを中心としてチームの成功イメージを共有したり、メンバー間で目標や役割をどのように考えているかを話し合うなどのコミュニケーションが重要な段階となります。
この段階のチームでは、アイスブレイクゲームでメンバー間の緊張を解きほぐしたのち、相互理解を深めるためのアクティビティや負荷の小さいアウトドアアクティビティが有効です。
そういった時間を共有した後に話し合いのテーブルを囲むと効果的です。さらにその後にBBQ交流会などを開催するのも良好なチーム作りに有効です。
混乱期
チームの活動を進めていく中で次第にお互いを知り見解や意見の違いが生じたり衝突が起こる段階です。
本来はチームとして目標、目的に向かうものですが、この段階では個人の意見に意識が向きがちで、自分とは違う意見の人と衝突したり、議論は平行線をたどることもしばしば出てきます。リーダーはどのように課題解決をしていくかを考えた言動をする必要があります。
この混乱期を乗り越え、互いに認め合う関係となることで後に生み出す成果は大きくなります。
混乱期のチームビルディングとしては、議論を重ね互いの認識を擦り合わせることが大切です。そのためには「本音」で話し合うことが重要です。
時間がかかっても「本音」をぶつけ合うことで自分とは違う考えも受け入れることができるようになってきます。
大自然という環境下で行う課題解決型アクティビティは、チームの一体感を生み出しわだかまりを解消するのに貢献します。
川の流れがある場所で行うアクティビティや、あるミッションをクリアしていくといったアウトドアアクティビティも効果的です。
その後に開放的な施設で議論の場を設ければ、「自己開示」と「他者受容」という大きなテーマを乗り越えられることでしょう。
統一期
混乱期を乗り越えたチームは、メンバー同士がお互いの特性や個性を理解しあっているため統一感が生まれ、協力して仕事に取り組むことができます。
多少の議論があっても混乱期のような対立は生まれずチームのために話し合うことができます。それぞれの役割、責任、そして目標が明確化するのもこの段階です。
チームの成功体験を増やし、チーム全体として「やればできる」という自信を持つことが重要です。
そんな統一期では、大自然という環境下で行う課題解決型アクティビティに加え、山奥の湖でカヌーを使ったアクティビティ、身近な川や里山でのアクティビティがとても効果的です。
機能期
チームへの自信と信頼を高い水準でキープしている状態で、生産性が高く具体的な成果も出せています。
チームの規律やルールが共有・認識されている状態でなお、個々のパフォーマンスを発揮することができる成熟した段階です。
この段階になると、メンバーは能動的に動くので、リーダーは指示役から見守る役割へと変わっていることが多いでしょう。
この段階まで来たチームには、負荷の大きいアウトドアアクティビティでさらにパフォーマンスの幅を広げましょう。
大自然の環境下でそれぞれに役割やルールを設け、難しい課題を解決していくことで、成し遂げた達成感や仲間との一体感もより大きなものになるでしょう。
散会期
理由は様々ですが、チームの目標を達成し、チームとしての活動を終える段階です。
プロジェクトの成功を評価したり、メンバーを評価したりとフィードバックをします。メンバーは自信を持って次のチームやプロジェクトに向かうことができるはずです。
お互いが、まだこのチームで仕事がしたい、このメンバーと別れたくないなどと思っていればチームビルディングは成功したと言えるでしょう。
この散会期では、FUNの要素が強いアウトドアアクティビティやBBQなどで楽しい時間を共有しても良いでしょう。
メンバーで絶景カヌーを楽しんだり、激流下りに挑戦したり、焚き火を囲んで語り合うのも良いですね。
チームビルディングを成功させるポイント
●リーダーシップとフォロワーシップ
互いに率先して動くこと、その行動をフォローすること。
仲間を思いやる心でチームは成長するんです。会議室から出て大自然に開放されるだけで心は穏やかに、豊かになりますが、さらにその環境下で仲間と協力するアクティビティを通して自然と相手のために、チームのために何ができるか考えるようになることでしょう。難しく考えることなくチャレンジしてみましょう!
●互いに認め合う
リーダーを中心に、メンバー同士が相互理解を深められるように働きかける。
考え方や価値観はそれぞれ違うもの。意見の衝突もあるでしょう。でも、仲間と共に「本音」を言いやすいアウトドアアクティビティの困難に立ち向かえばお互いを認め合うことができるようになってきます。
●楽しむことを忘れない
仕事をするにも何をするにもネガティブな思考でやるよりもポジティブな思考でやったほうが楽しいですよね。
「楽しい」と思う気持ちはとても大切です。チームビルディングを楽しんで素晴らしいチームを作り上げましょう。
チームビルディング プランの例
お申込み時点で、明確な目標や課題が決まっていなくて構いません。もちろん決まっていればそのビジョンをお聞きかせください。
■どんなチームにしていきたいか。
■どんなことをやってみたいか。
■こんな問題点を改善したい。
■リーダーシップを発揮したい。
など、どんなことでも相談してください。そのチームにとって最適なプランを提案します。
例1)発足して間もないチーム(形成期)への1日チームビルディング
●仕事以外の面も含めてお互いを紹介しあうようなゲームをアイスブレークを交えながら進めることで、メンバー間の緊張を少しずつ解きながら相互理解を深めていく。
●広い平原などで行う課題解決型アクティビティでチームに負荷をかけてコミュニケーション能力を向上させ、成功体験を通して一体感を生む。
●湖での絶景カヌー体験により心身ともに癒し効果を生み、メンバー間の意思疎通がスムーズになる。
●改めて話し合いの場を設けて、このチームでの目標や課題などを議論する。
●BBQという共同作業でチーム全体に活気とモチベーションアップをもたらす。
例2)お互いを理解し統一感がある(統一期)がさらに進化したい2日間チームビルディング
●川や森などの「困難」を招く環境下で課題解決型アクティビティを実施することで、それぞれの役割、責任、そして目標が明確化する。
●流れのある川では一筋縄では上手くいかないことがたくさんあります。チームで連携をとってクリアしていくアクティビティで達成感をたくさん感じ、チーム全体として「やればできる」という自信を持つことができます。
●夕食を囲みながらの議論の場で徹底的に次のステージへのビジョンを語り合います。
●焚き火を囲んで夢や面白エピソードなどの語らいを楽しみましょう。
●激流下りやサバイバルゲームに挑戦!非日常の中での体験で一段とチームの連携強化を図ります。
料金プラン
大まかな料金の例をご紹介します。
実際には、内容や日時などを相談の上、お見積りいたします。
・人数は5名~50名となります。
・5名未満の場合は5名分の料金となります。
・半日のプランもお受けすることが可能です。
・宿泊は、当宿か提携先の宿泊施設様をお選びいただけます。提携先以外の宿をご自分で手配いただいても構いません。
・雨天決行です。ただし警報級の悪天の場合は順延、もしくは中止となります。
・様々なオプションを選択することができます。
※アウトドアツアー(カヌー、パックラフト、トレッキング、スノートレッキングなど)¥6000/1人~
※手ぶらBBQ¥3000/1人~
※BBQ機材レンタル¥2000/1人~
※その他夕食手配¥3000/1人~
※昼食用意¥1000/1人~
※宿泊¥5000/1人~
※他